・・・前回のつづき・・・
そうこうしているうちに、工務店さんから電話が何回か来ました
K(工務店)「北澤さん、前回のデザインどうですか?」
M「今、忙しいものですからもう少しお時間頂けますか?」
というやり取りが何回か続きました。
そんな時、マッサージを受ける機会があり、
そのおかげで、分かったんです。(何を?)
マッサージすごいです
工務店さんに電話しました。
M「仕事が立て込んでいて、今すぐ決めることができない・・・。落ち着いたらご連絡しますので、待っていただけますか?」
K「もちろん、大丈夫です。またご連絡ください。」
何って、
『無理して決めない』
事です。
細胞からのメッセージ
強行突破はよくない。
ここで一旦、休憩してみることにしたんです。
その頃は、マッサージのお陰で、感覚が研ぎ澄まされていました
M「やっぱり、納得がいかない。
これは、仕切り直しだ!やっぱり元の扉に戻してもらおう。」
工務店さんは快く元の扉に戻してくれました。
以前の扉は、懐かしくもあり、温かさもあり、
M「やっぱり元に戻してよかった~。いっそ、このままでもいいかも?」
と思ったくらいです。
頭では、最初に立てたプランを変更する事に抵抗がありました。
でも、アラン先生の言葉を思い出しました
Alain先生「感じて。やりながら、感じて、考えて。
そこで、プランを変えてもいい。
どのプランが良いかは、始めてみなければ決してわからない。」
そういえば、石垣島の白保のアトリエを建築した時も、
アラン先生は、少しずつ、1か所ずつ作って、その後どうするか考える。
という方式をとっておられました。
私には、その時、それが不思議でなりませんでした。
私は、計画を立てて、その通りにやる事に慣れていたからです。
だから、そのように扉も作ろうとしてしまっていたのですが・・・
(つづく)